ホテルでのマナー4つ
ホテルの廊下やロビーは公共の場所です。大声を出して騒いだり、寝巻のままで廊下を歩くことはマナー違反になります。ホテルを利用する際に必要な最低限のマナーを4つご紹介します。
1 洗濯物は外干しNG
洗濯物の外干しは、ホテルの景観を損ねることになるのでマナー違反です。洗濯物はバスルームなどに部屋干しするか、乾燥機がある場合は乾燥機を使用するようにしましょう。
2 ホテル内での服装に注意
部屋内ではどのような服装でも大丈夫ですが、廊下に出る際にはバスローブやスリッパなどの服装は控えましょう。廊下やロビーは公共の場所なので、他人に見られても大丈夫な服装で出歩くようにしましょう。リゾートホテルの場合でも、水着などの露出度が高い服装はマナー違反になります。
3 子どもを1人きりにさせない
たとえ子どもが就寝中でも、部屋に1人きりで放置するのはNGです。国によっては最悪、逮捕される場合もあるので注意しましょう。大人だけで出かけたい場合は、ベビーシッターの派遣などを利用するようにしましょう。また、ホテルに託児所がある場合はぜひ利用しましょう。
4 公共の場所では静かにしよう
人数が多いグループ旅行では大声で話してしまいがちですが、廊下やロビーではできるだけ静かに歩くようにしましょう。子連れの場合は、理由をきちんと話して静かにさせるようにしましょう。
ホテルのサービス
ホテルには様々なサービスがあります。最大限に活用することでホテルライフをより快適にするサービスばかりなので、必要に応じて利用しましょう。
ハウスキーピング
客室を掃除して清潔な状態を保ってくれるサービスです。ハウスキーピングのおかげで、毎日清潔に客室を利用することができます。チップの習慣がある国では、退室時枕元付近にチップを置いておきましょう。アメリカの場合は、1US$×宿泊人数の金額がチップの相場になります。ですが、ゴミが多く出てしまった場合や客室内を汚してしまったときなどは多めにチップを置くようにしましょう。ハウスキーピングが不要な場合は、ドアカードの「DO NOT DISTURB」と書かれた面を上に外のドアノブにかけておくと、清掃が入ることはありません。
モーニングコール
あらかじめフロントに電話予約をすることで受けられるサービスです。ホテル内には目覚まし時計がある場合もありますが、起きられる自信がない方にはモーニングコールサービスがおすすめです。飛行機の搭乗予定時刻など、寝坊してはいけない場面でも活躍します。
ルームサービス
注文した飲食物を客室まで直接運んでくれるサービスです。ルームサービスを受けた場合は、運んでくれたボーイさんにチップを忘れずに渡すようにしましょう。子連れでなかなか出歩けない場合などに重宝するサービスです。
ドクターサービス
専属のドクターがいるホテルも中にはあります。軽い風邪やケガなどに対処することが可能ですので、急に体調が悪くなった場合やケガをした場合にはフロントに連絡しましょう。
ホテルのサービスを活用しよう
上記で紹介したサービス以外にも、ホテルには様々なサービスがあります。ここでは知って得する、ホテルのサービスを2つご紹介します。
コンシェルジュ
コンシェルジュとは、チケットやタクシーの手配や観光情報などを提供してくれる宿泊客の相談役です。コンシェルジュの情報は正確なので、何か相談したいことがある場合は聞きたいことを事前にメモして相談しましょう。また、コンシェルジュのサービスは基本的には無料ですが特に親切にしてもらった場合やお礼がしたい場合は、心付けとしてチップを渡すと良いです。
ホテルの特典
ホテルによっては、事前予約をすることで特典が受けられる場合があるので、あらかじめホームページをチェックするようにしましょう。ホテルを選ぶ際に、特典の内容で決めるのも1つの方法です。
・女性のみで宿泊する場合
レディースプラン・レディース特典と呼ばれるこの特典は、日本人観光客が多いハワイなどのホテルにあることが多いです。また、ホテルによってはレディースフロアというIDカードを所持している女性しか出入りができない専用エリアがあります。
・夫婦で宿泊する場合
リゾートホテルには、ハネムーン特典というボトルワインやシャンパンのサービスを受けられる特典があるところがあります。ハネムーン特典は事前予約制なので、利用したい方は早めに予約しておきましょう。他にも、誕生日や結婚記念日を迎える人用のサービスがある場合もあります。ホテル定在中にサプライズをしたい場合は、あらかじめスタッフや旅行会社に相談することで対応してもらえます。