海外旅行は1年前から準備するのがベスト!
海外旅行の計画は余裕をもって準備しましょう。パスポートの取得やツアーへの申し込み等は直前では手配ができません。1年前から旅行先の情報収集を始めるなどをして、少しづつ旅行の準備をしていきましょう。
準備から出発までのスケジュール
海外旅行へ行くまでのスケジュールをご紹介します。海外旅行へ行く際には、目安としてぜひ参考にしてみて下さい。なお、年末年始やGWなど混雑が予想される時期に旅行する際には、下記のスケジュールより前から準備するのがおすすめです。
旅行の計画を立てる
まずは情報収集をしましょう。個人旅行にするかツアー旅行にするか等もこの時点で決めておきます。ピークシーズンや人気の観光地へのツアーは、すぐに予約が埋まってしまう場合も多々あるので、事前に予約開始日を確認しておくことも必要です。
ツアー旅行や現地の情報収集(1年前~半年前)
ガイドブックや旅行雑誌などで、行き先の情報収集をしておきます。予約が埋まりやすいピークシーズン時に旅行を計画している場合は、事前に旅行会社へ伝えておくと良いです。フリープラン型のツアーや個人旅行の場合は、この段階で旅行の計画を立てておくと、交通手段の手配や宿泊先の予約がしやすくなるのでおすすめ。
旅行会社へ申し込み(半年~3か月前)
目的地と出発日が決まったら、早めに申し込みを済ませましょう。ピークシーズン時は、第2・第3希望も伝えておくことをおすすめします。ツアー旅行の場合は、キャンセルチャージの発生日を確認するのも忘れずに。
パスポートの取得・ツアー旅行の代金確認
パスポート申請やツアー旅行の代金支払いなどは、後回しにせず早めにしておきましょう。国によってはパスポート以外にも、ビザやETASが必要になる場合があるので必ず事前に確認しておきます。
パスポートやビザの取得(2か月前~)
パスポートの取得は申請後約1週間はかかるので、未取得の方は早めに申請しておきましょう。すでに取得している方も、必ずパスポートの残存期間の確認を忘れずにしておきましょう。国によって必要なパスポートの残存期間が異なるので、念のため調べておくのをおすすめします。
また、ビザが必要な場合やクレジットを作る場合も、この段階で申し込みをしておきましょう。
ツアー旅行の代金支払い(3週間前~)
旅行代金の支払いは、旅行会社指定の日までに済ませておきましょう。支払いが遅れてしまうと、最終日程表など旅行時必要な書類の送付が遅れる場合があります。また、期支払い期日を過ぎてしまうと、予約の自動取り消しやキャンセル料が発生する場合があります。
出発準備
この段階では空港までの切符予約や保険加入、レンタカーの予約などをします。また、ピークシーズン時は早めの予約がおすすめです。
海外旅行傷害保険の加入(2週間前~)
海外旅行傷害保険は、保険会社に申し込むものとクレジットカードに付帯しているものがあります。保険会社に申し込むタイプの海外旅行傷害保険は、クレジットカードに付帯している保険と比べて、補償対象範囲と保証金額が大きく安心できます。
しかし、クレジットカード付帯の保険でもある程度は補償されるので、旅行プランに合わせて考えてみると良いです。
空港までの切符予約・外貨の準備(1週間前~)
空港までの交通手段となる切符などの予約は、この時期にしておきましょう。飛行機出発時刻の3時間前到着を目安に、早めに予約しておきます。旅行先で必要となる外貨の両替やスーツケースのレンタルなども、必要に合わせてあらかじめ予約しておきます。
旅行日程の最終確認
当日慌てることが無いように、日程の確認や荷物の準備・チェックなどを済ませておきましょう。また旅行前日は早めの就寝を心掛けて、当日寝坊することがないように。
旅行日程の確認(前日までに)
ツアー旅行の場合、旅行会社から送付された最終日程表を再度チェック。集合時間や場所をもう一度確認しておきましょう。
荷物の最終確認
前日にもう一度荷物の確認をしておくと安心です。忘れ物がないか入念に確認しておきましょう。
出発
旅行当日。天候やトラブルで交通機関が遅れるかもしれませんので、余裕をもって早めに出発しましょう。
家の戸締り確認
海外旅行は長時間家を空けることになるので、出発前にガス栓や照明の切り忘れがないか見回ってチェックしましょう。また、玄関はもちろん窓の戸締りも忘れずに。
余裕をもって早めの出発を!
空港には遅くても、飛行機が出発する2時間以上前には到着できるようにしましょう。空港までの交通機関が遅延する可能性もあるので、出発時刻ギリギリを想定した行動はできるだけ避けましょう。
ツアー旅行の種類とメリット・デメリット
ツアー旅行には、パッケージ型とフリープラン型の2種類のツアーがあります。それぞれ特徴が大きく異なり、メリットやデメリットもあります。
ここでは、パッケージ型とフリープラン型のツアーの特徴を踏まえつつ、メリットとデメリットも合わせてご紹介します。
パッケージ型ツアー
自分たち以外の人達と共に行動するので、海外旅行は初めての方や計画を立てるのが面倒な方におすすめ。比較的自由は効きませんが、多くの観光地を安全に回ることが可能です。
メリット
少ない時間で、様々な観光地を効率的に回ることができます。旅行先で行きたいスポットが多い方におすすめのツアーです。
あらかじめコースがきちんと決められているので、トラブルに合う可能性が低いです。また何かあった際にも添乗員がいるので、初めての海外旅行でも安心して楽しむことができます。
旅行プランが全て決まっているので、自分たちで旅の計画を立てる必要がありません。さらに、宿泊先の予約や交通手段等も手配してくれるので、情報収集をして準備する手間が省けます。
デメリット
基本団体行動なので、自分が行きたい場所だけに行くことはできず自由が制限されます。興味のない観光地や、苦手なメニューが多いレストランに案内されることも。
スケジュールがきっちりと決められているので、ゆっくりと行動できません。また、皆に合わせる集団行動が常に必要なので、集団行動が苦手な方はストレスを感じやすいです。
フリープラン型ツアー
1か所滞在型の旅行や、リゾート地におすすめ。自分で自由に計画を立てることができるので、計画を立てるのが好きな人やマイペースに旅行を楽しみたい方に向いています。しかし、自分たちだけで行動をするので、トラブルがあった場合でも自力で対処する必要があります。
メリット
自分に合わせて計画を立てられるのが最大のメリット。フリープラン型のツアーは自分が行きたい場所に自由に行くことができて、時間も気にすることなく気ままに過ごすことができます。
また自分たちだけで行動する事ができるので、他の参加者の目を気にすることなく楽しむことができます。
デメリット
予定を一から綿密に組み立てなくてはいけないので、計画を立てるのが苦手な人はストレスになります。交通手段等やチケット等の手配も全て自力でする必要があるので、初めての国へ訪れる方や、海外旅行が慣れていない方には難しいかもしれません。
また添乗員がいないので、パッケージ型のツアーと比べて現地でトラブルに合う可能性が高いです。何かあった際にも自分たちで対処しなくてはいけないので、防犯対策や安全なルートの確認なども事前にしておく必要があります。